はじめに
「今度の休日は、家族みんなでどこかへドライブに行きたい」「たまには広い車でゆったり出かけたい」。そんなときに便利なのがレンタカーです。広島から出発するファミリードライブなら、行き先や人数、荷物の量に合わせてぴったりの車を選べるレンタカーを活用すると、移動時間そのものが楽しい「思い出づくりの時間」に変わります。
一方で、「どんな車種を選べばいいのか」「子ども連れでも快適に過ごせるポイントは?」「費用を抑えながら安全に利用するには?」など、いざレンタカーを借りようとすると気になる点も多いはずです。
この記事では、広島からのファミリードライブを前提に、「車種の選び方」「行き先の考え方」「快適に過ごす工夫」「費用や注意点」などをまとめて解説します。
家族でのドライブにレンタカーが選ばれる理由
マイカーでは実現しにくい車種選びができる
家族でのドライブでは、「荷物が積みきれない」「後部座席が窮屈で子どもが疲れてしまう」など、マイカーでは不便さを感じる場面が出てきます。レンタカーであれば、普段はコンパクトカーに乗っているご家庭でも、必要なときだけミニバンやSUVなど、より広くて快適な車種を選ぶことができます。
また、「次に買いたい車を試してみたい」「3列シート車を一度使ってみたい」といったニーズにもレンタカーは相性が良いです。購入前の“お試し運転”として、実際に家族で1日ドライブに出かけてみることで、カタログや短時間試乗では分からないリアルな使い勝手を確認できます。
家族構成に合わせたサイズを選べる
家族の人数や子どもの年齢によって、適した車のサイズは変わります。例えば、未就学児を含む4人家族であれば、チャイルドシートやベビーカーのスペースも必要になります。こうした条件を踏まえて、「今回は荷物が多いからワンサイズ大きめ」「近場で荷物も少ないからコンパクトカーで」など、その都度最適な車を選べるのがレンタカーの強みです。
同じ5人乗りでも、車種によって後部座席の広さや足元の余裕は大きく変わります。家族で出かけるときは、数字上の定員だけでなく「実際に座ったときのゆとり」を意識して選ぶと、移動中のストレスを減らしやすくなります。
長距離移動での快適性が高い
広島からのファミリードライブでは、高速道路を使って片道1〜2時間以上移動するケースも多くなります。長時間の運転や同じ姿勢が続くと、運転する側も同乗者も疲れやすくなりますが、車種によっては次のようなポイントで快適性に差が出ます。
- シートの座り心地やクッション性
- 室内の静粛性(走行音の小ささ)
- 後部座席のリクライニング機能の有無
- エアコンの効き方や後席用送風口の有無
レンタカーでこうした装備が充実した車を選べば、「移動がつらい時間」ではなく「家族で会話や景色を楽しむ時間」に変えやすくなります。
広島発ファミリードライブに向くおすすめ車種
ミニバン(セレナ・ヴォクシーなど)のメリット
ファミリードライブ向きの代表格が、3列シートのミニバンです。セレナやヴォクシーといったクラスのミニバンは、以下の点で家族連れとの相性が良いです。
- 天井が高く、車内の圧迫感が少ない
- スライドドアで乗り降りがしやすい
- 3列目シートを畳めば大きな荷物も積みやすい
特に子どもが小さいうちは、駐車場で隣の車にドアをぶつけないか気を使いますが、スライドドアならその心配をかなり減らせます。後部座席の足元も広めなので、チャイルドシートやジュニアシートを装着しても比較的ゆとりを確保しやすい点もメリットです。
SUV(RAV4・ヴェゼルなど)が向く家庭の特徴
SUVは、アウトドアやキャンプなどアクティブな過ごし方が好きな家庭に人気です。RAV4やヴェゼルなどのSUVは、荷室が広く、アウトドア用品を積みやすい点が魅力です。
また、車高が少し高めなので視界が良く、運転していても先の道路状況を把握しやすいと感じる方も多いです。「ミニバンほど大きな車は必要ないけれど、ゆとりのある車内と荷室が欲しい」という場合に、SUVはちょうど良い選択肢になります。
コンパクトカーでも快適に過ごすための条件
荷物量の見極め
コンパクトカーは、近場のお出かけや家族の人数が少なめのご家庭であれば、十分に選択肢に入ります。ただし、快適に使うためには「荷物を持ちすぎない」「あらかじめ積むものを整理しておく」といった工夫が欠かせません。
例えば、クーラーボックスやベビーカーを積む場合、それだけで荷室の多くを占めてしまいます。事前に「現地で借りられるものはレンタルを利用する」「不要な荷物は車に持ち込まない」など、荷物量を絞る工夫をしておくと、コンパクトカーでも窮屈さを感じにくくなります。
乗車人数と車内レイアウトの考え方
コンパクトカーに大人4人+子ども1人で乗る、というような人数構成になると、車内が窮屈になりやすくなります。このような場合は、誰がどこに座るのかを事前にイメージしておくと安心です。
例えば、
- 助手席に大人1人
- 後部座席にチャイルドシート+大人1人
- 必要に応じて後部座席を片側だけ倒して荷物スペースを確保
といった形で、「人」と「荷物」の配置を工夫することで、コンパクトカーでもある程度快適な空間をつくることができます。
ドライブの目的に合わせた車種選びのポイント
近場のレジャー向きの車
広島市内や近郊のショッピングモール、公園、温泉など、比較的近場へのお出かけなら、コンパクトカーや5人乗り程度の小さめのSUVでも十分です。駐車場が狭い施設に行く場合や、街中の細い道を通る可能性がある場合には、取り回しのしやすさを重視して車を選ぶとストレスが減ります。
アウトドア・キャンプ向きの車
キャンプやBBQ、川遊びなど、アウトドアが目的の場合は「荷室の広さ」「汚れに対する割り切り」がポイントになります。テントやタープ、チェアなど、想像以上に荷物がかさばるので、ミニバンやSUVのように荷室の高さと奥行きがしっかりある車種が向いています。
また、山間部や未舗装路に入る可能性がある場合、最低地上高の高いSUVを選ぶと、路面状況が悪くても安心感があります。車内で着替えをしたり、濡れたものを一時的に置いたりする場面も出てくるため、シートアレンジのしやすさも確認ポイントです。
長距離旅行向けの快適性重視の車
山陽道や中国道を使った長距離ドライブでは、運転時間が長くなる分、快適性と安全性が特に重要になります。以下のようなポイントを満たす車を選ぶと、疲れにくく安心して運転できます。
- クルーズコントロールなどの運転支援機能が付いている
- シートのホールド感があり、長時間座っても腰がつらくなりにくい
- 後部座席にもエアコンの風が届きやすい構造になっている
家族の人数が多い場合や、3世代でのドライブなどでは、ミニバンを選ぶと座席ごとのスペースに余裕が生まれ、移動中もリラックスして過ごしやすくなります。
広島から行きやすい人気ドライブスポット
宮島・廿日市方面
世界遺産の厳島神社がある宮島周辺は、広島市内からもアクセスしやすい定番エリアです。レンタカーなら、フェリー乗り場の近くまで荷物を積んだまま移動できるので、小さな子ども連れでも動きやすくなります。廿日市市内には、ショッピングモールや温泉施設もあるため、「午前中は宮島観光、午後は温泉や買い物」といった1日の組み立ても自由度が高いです。
呉・倉橋方面
呉方面は、海沿いの景色を楽しみながら走れる人気のドライブコースです。海上自衛隊関連の施設や博物館、道の駅、海水浴場など、子どもが喜びそうなスポットも揃っています。倉橋方面まで足を伸ばせば、よりゆったりとした海辺の雰囲気を楽しむことができ、ファミリーでのんびり過ごしたい方にも向いています。
東広島・竹原方面
東広島エリアは、自然豊かな公園や農園、体験施設が多く、日帰りで楽しめるスポットが点在しています。竹原方面に行けば、古い町並みを散策したり、近隣の港町の雰囲気を味わったりと、ドライブ+まち歩きの組み合わせも可能です。公共交通機関だけでは回りにくい場所も多いため、レンタカーとの相性が良いエリアです。
備後・尾道方面
尾道やしまなみ海道方面は、瀬戸内の島々を眺めながら走れる絶好のドライブコースです。レンタカーなら、サイクリングや島巡りの拠点となる駐車場までスムーズに移動でき、家族での観光プランを立てやすくなります。休憩しやすいサービスエリアや道の駅も豊富なので、子ども連れでもペースを調整しながら無理のないドライブがしやすいエリアです。
ファミリードライブを快適にするレンタカー活用術
乗り降りしやすさを考えた車種選び
小さな子どもや祖父母も一緒に乗る場合、車の“乗り降りしやすさ”はとても重要です。スライドドアのミニバンは、狭い駐車場でもドアを大きく開けられるので、ベビーカーやチャイルドシートの乗せ降ろしがしやすくなります。
また、車高が高すぎると子どもが自分で乗りにくくなり、逆に低すぎると高齢の方が腰を落としづらいという問題も出てきます。実際の利用シーンをイメージしながら、「誰がどの席に座り、どうやって乗り降りするか」を意識して車種を選ぶと、ドライブ当日の負担がぐっと軽くなります。
荷物の積みやすさを意識した準備
家族で出かけると、飲み物・おやつ・着替え・レジャー用品など、荷物がどうしても多くなります。レンタカーを借りる前に、
- すぐ使うものは手前に置く
- 使う場面が限られるものは奥に積む
- 車内には持ち込まない荷物を分けておく
といったルールを決めておくと、到着後に荷物を探し回る手間を減らせます。3列シート車の場合は、3列目を片側だけ倒して荷室を確保するなど、事前にシートアレンジも考えておくとスムーズです。
子どもが飽きないための車内環境づくり
車内での過ごし方アイデア
長時間のドライブでは、子どもが退屈してしまうと、どうしても車内の雰囲気がピリピリしがちです。あらかじめ以下のような工夫をしておくと、車内での時間も楽しく過ごしやすくなります。
- 年齢に合った音楽やオーディオブックを用意する
- 簡単なクイズやしりとりなど、家族でできる遊びを用意する
- 紙とペン、シールブックなど、コンパクトなおもちゃを持ち込む
車載ホルダーを使ってタブレットなどを固定し、映像コンテンツを見せる場合も、休憩時間と組み合わせながら「見すぎない」よう調整できると安心です。
休憩ポイントの事前リサーチ
子ども連れのドライブでは、1〜2時間に一度は休憩を挟むことが多くなります。事前にサービスエリアや道の駅、トイレの有無などをある程度確認しておくと、急な「トイレに行きたい!」にも慌てず対応できます。
休憩ポイントには、ちょっとした遊具や広場がある施設も多いため、「ここで10分だけ外に出て体を動かす」といった小さなリフレッシュを挟むことで、車内での時間も落ち着きやすくなります。
家族連れがレンタカーを選ぶときの注意点
チャイルドシートの有無とレンタル方法
6歳未満の子どもを車に乗せる場合は、チャイルドシートの使用が法律で定められています。レンタカー予約時に、
- チャイルドシートやジュニアシートをレンタルできるか
- 必要な台数や種類を指定できるか
- 料金がどの程度かかるか
を必ず確認しておきましょう。自前のチャイルドシートを持ち込む場合でも、取り付けに時間がかかることがあるため、出発時間に余裕を持って店舗に行くと安心です。
カーナビ・バックモニターなどの装備確認
慣れない車で知らない道を走るとき、カーナビやバックモニターの有無は安心感に直結します。最近のレンタカーはカーナビ標準装備の車が多いものの、「地図データの更新時期」「スマホとの接続可否」など、細かな使い勝手は車種によって異なります。
バックモニターや駐車支援機能が付いている車種であれば、普段より大きな車を運転する場合でも、駐車や車庫入れの不安を和らげやすくなります。予約時に「こういった装備のある車を希望」と伝えておくのも一つの方法です。
運転に自信がない場合の車幅・車高の選び方
「普段はコンパクトカーしか運転していない」「街中の狭い道が苦手」という場合、無理に大きなミニバンを選ぶと、運転中に緊張が続いてしまい、かえって疲れてしまうことがあります。
その場合は、
- 車幅が極端に広すぎない車種を選ぶ
- 全高が高すぎず、立体駐車場にも入りやすい車を選ぶ
- 取り回しやすいコンパクトSUVを候補にする
など、「自分が無理なく運転できる範囲の中で、できる限り広い車」を選ぶとバランスが取りやすくなります。
コストを抑えながら快適に利用するコツ
平日料金・長期割引などの活用
レンタカー料金は、利用する曜日や期間によって大きく変わることがあります。可能であれば、土日祝日よりも料金が抑えられやすい平日に利用したり、1日ごとではなく「○泊○日パック」や「マンスリープラン」のような長期割引プランを活用したりすることで、トータルの費用を抑えられます。
家族旅行の計画段階で、ある程度日程に融通が利く場合は、「レンタカー料金が安くなる日程はいつ頃か」を基準にスケジュールを調整するのも一つの考え方です。
ガソリン代を節約できる車種の選び方
レンタカーの利用コストは、基本料金だけでなくガソリン代も含めて考える必要があります。燃費の良いハイブリッドカーやコンパクトカーを選べば、長距離を走るほどガソリン代の差が出やすくなります。
一方で、荷物や人数が多いのに小さすぎる車を選ぶと、エアコンを強くかける時間が増えたり、エンジンに負荷がかかりやすくなったりして、結果的に燃費が悪化することもあります。人数・荷物・移動距離のバランスを見ながら、「無理のないサイズで、できるだけ燃費の良い車」を選ぶと、快適性と経済性の両立がしやすくなります。
任意保険や補償内容の確認ポイント
レンタカー料金には、基本的な補償が含まれていることがほとんどですが、「万が一の事故やトラブルがあったとき、どこまでカバーされるのか」は必ず確認しておく必要があります。
具体的には、
- 対人・対物・車両・人身傷害の補償内容
- 免責額(自己負担額)の有無と金額
- ノン・オペレーションチャージ(NOC)の取り扱い
などを理解しておくと安心です。小さな子どもが乗る場合や長距離を走る場合は、万が一に備えて免責補償制度やNOC補償プランへの加入を検討する価値があります。
広島でレンタカーを借りる際のチェックポイント
店舗の立地とアクセス性
広島でレンタカーを借りる際は、「どこで借りて、どこに返すか」をイメージして店舗を選ぶことが大切です。自宅近くの店舗で借りるのか、駅や中心部近くの店舗で借りるのかによって、出発までの動線が大きく変わります。
家族連れの場合、荷物やチャイルドシートを持って移動することを考えると、自宅やよく使う駅からアクセスしやすい店舗を選ぶと負担が減らせます。旅行の行程によっては、「行きは駅近くで借りて、帰りは別の店舗で返却する」といった乗り捨てプランが便利な場合もあります。
受け取り・返却のスムーズさ
ドライブ当日に慌てないよう、レンタカーの受け取り・返却の流れも事前に確認しておきましょう。特に、家族連れの場合は出発前の準備やトイレ、コンビニへの立ち寄りなど、細かな用事が重なりがちです。
- 予約時間の何分前から手続きができるか
- 混雑しやすい時間帯はいつか
- 返却時のガソリン満タンの条件や、近くのガソリンスタンドの場所
などを把握しておくと、「出発が大幅に遅れた」「返却時間ギリギリで焦った」といったトラブルを避けやすくなります。
予約時に確認しておきたい条件
予約の段階で、次のような点をしっかり伝えておくと、当日のギャップを減らせます。
- 予定している乗車人数と大まかな荷物の量
- チャイルドシートやジュニアシートの必要数
- 高速道路を多く使うかどうか
- 山道や悪路を走る予定があるかどうか
これらの情報を共有しておけば、店舗側も適した車種やプランを提案しやすくなり、結果的に家族に合った1台を選びやすくなります。
まとめ
広島からのファミリードライブでレンタカーを活用すれば、普段のマイカーでは実現しにくい「広さ」「快適性」「車種の選択肢」を柔軟に手に入れることができます。家族構成や荷物の量、行き先やドライブの目的に合わせて、ミニバン・SUV・コンパクトカーなどの中から最適な車を選ぶことで、移動時間そのものが楽しい思い出の一部になります。
また、チャイルドシートや安全装備、保険や補償内容を事前に確認しておけば、万が一のときにも落ち着いて対応しやすくなります。料金プランや燃費、利用日程の組み立て方を工夫することで、家計への負担を抑えつつ、家族全員が笑顔で過ごせるドライブを実現できるはずです。
この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ広島からのファミリードライブの計画を立ててみてください。家族で選んだ一台とともに、道中の会話や寄り道も含めて、「また行きたいね」と言える思い出をたくさん増やしていただければうれしいです。

